明日4/24、1892年に第1回大会が行われた最古のクラシック、リエージュ~バストーニュ~リエージュ2016が開催される。
クラシックレースの中でも特に高い格式と歴史を誇る「モニュメント」の1つ。
アルデンヌ三部作もこれにて完結。
アムステルゴールドレース ガスパロット(ワンティ)
フレッシュ・ワロンヌ バルベルデ(モビスター)
激坂に強いタフな選手が勝利をあげているが、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュはどうなるか。
ところで、今年のベルギー地方は週末に寒波が到来する予報が出ているらしい。
大雪の中のレースになる可能性がある。
コースレイアウト
全長253kmのコース上に10箇所の坂道のコースレイアウト。
終盤に待ち構える、ラ・ルドゥット2km、平均勾配8.9%、最大22%。ラ・ロシュ・オ・フォーコン距離1.3km、平均11%、最大16%でクライマックスを迎えるが、大雪となれば、過酷この上ない。あまりの大雪ならば、パリ〜ニースのようにレース自体が中止になってしまう可能性も出てくる。
そして、今年からゴール前に導入された新名所もあるらしい。
コート・ド・ラ・リュ・ナニオ。600mの短い上りだが、平均勾配は10.5%で、なんと石畳。
ゴール前にどれだけ足を残しているか、力強いパンチャーの活躍が期待される。
ツール・デ・フランドルに強い選手が相性よさそうだ。
有力選手目白押し
2015年覇者は、バルベルデも登場。
直前のステージレースも勝利して乗り込んだフレッシュ・ワロンヌも圧勝、3連覇、4勝をあげている。
途中リタイアしてしまったホアキン・ロドリゲスも復調すれば面白い。
さらに、目玉はグランツールのエースたち、ニバリ、フルーム、キンタナ。リッチーポート。
フルーム、キンタナは今季初生中継に登場。
クラシックレーサーも春の最後のモニュメントに集結してくる。
ジルベール、ダニエル・マーティン、サイモン・ゲランス。
ジュリアン・アラフィリップ、ティム・ウェレンスなどの若手も成長してきている。
個人的には、バルベルデとホアキンロドリゲスの一騎打ちを見たい。
スプリント力もあるバルベルデの方が有力か。
グランツールのエース達は調整という側面も強そうだし。
今年のクラシックは最初の2戦は、優勝候補サガンが勝ち。
パリルーベ、アムステルは波乱。
そして、直近のフレッシュワロンヌは優勝候補のバルベルデときている。
このまま優勝候補バルベルデが4勝目をあげるか。唯一の不安要素と言えば、天候。
それとも、まだ見ぬ伏兵が勝利をあげるのか。
このところ、ゴール前10km以外はおとなしいレースが続いているので、
今回は、強力なアタックで独走する選手が逃げ切ってしまいそうで、逃げきれないかも、みたいな展開を観たい。
4/24(日)午後8:55からJ SPORTS4でLIVE中継されます。
フレッシュ・ワロンヌでもゲスト解説に登場した新城幸也選手も再登場。現役バリバリのロードレーサーとても興味深い実体験のエピソードなども楽しみの一つ。
ゴールデンウィークの最後5/6からは、いよいよジロ・デ・イタリア。
好調バルベルデは、初出場、初優勝を狙う。
ちなみに、J SPORTSは、BSが映るならすぐに入れます。CSアンテナいりません。
Route92