パリ〜ニースの2ndステージも平坦。コントル~コマントリー 214km
カーブもほぼなく、ストレートな道筋でコマントリーの街に入り、周回コースに入る。
1st ステージよりも、単調きわまりなく、風景もあまり変わらないので、見ているうちに眠りに落ちそうになった。
4人の逃げ集団ができ、2分半遅れてメイン集団ができたまま、残り30kmまでは展開はまったくなかった。
先頭の4人からも、1人ちぎれ、さらに1人ちぎれ、最終的に残り15km程度で、完全に吸収された。
吸収される前にこれまで逃げてきた2人はかるく握手を交わす。
恒例のアクションではあるが、お互いの検討を讃えあうというのは素敵ですな。
最終スプリント
さて、最後のスプリント、街中の道が細いためか、ゴール1km手前あたりで、集団は縦に伸びていく。
先頭をコントロールしていたのはコフィディス、そして、オリカグリーンエッジ、トレックあたり。
それぞれ、1名ずつのスプリンターが最終スプリントに突入していった。
頭一つ抜け出していたのが、コフィディスのブアニ。1stステージでデマールを差しきれなかった雪辱を果たそうと必死の形相。そして、ブアニをインコースから刺そうとしているのが、リーダージャージのマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)。大外から少し遅れて、トレックのニッコーロ・ボニファズィオ。
ここで、最後の見せ場。ブアニと、インコースのマシューズの肘がぶつかり、マシューズがコースの柵に接触してしまう。なんとか体勢を立て直したが、そのままゴールへ突入。ブアニが先着、マシューズ、ボニファズィオの着順になる。
ゴール直後、マシューズは抗議のアピール。
着順確定まで、しばし不穏な空気が流れる。勝利者インタビューをブアニが受けていたが、最終的に審判のジャッジは、ブアニの進路妨害で、降着となり、マシューズが1位で確定。リーダージャージをマシューズが守りきる。
ゴールスプリントがかなり盛り上がった2stステージでした。
Route92