クロスバイクでも自転車をいじりたくなる。
そのときは、ちょっとしたパーツを少しずつ変えて満足していた。
まずは、携帯ホルダー。
ハンドルの上に携帯電話をホールドしてナビを見ながら進んだり、記録を見たりできるのだ。
音楽を鳴らしながら走ったりもできた。
だが、これはいらない買い物だった。
まず、ケータイのホールド力が弱く、段差で吹っ飛んでいく。
さらに、盗まれた。
バンド式で止めるホルダーだったのがよくなかったが、自転車置き場に1時間くらい止めている間にサクッと盗まれた。1000円くらいなのだから買えよと。
次に変えたのは、タイヤとチューブ。
パナレーサー27Cの太いタイヤから、ミシュランのスリックタイヤ23Cの細いタイヤに変えた。
チューブも安いのから、ちょっといいのに変えた。重量で数百グラム近く軽くなったと思う。
これはまずまずいい買い物だったと思う。
ただ、スリックタイヤは耐久性が高くないようで、後輪はあっという間にひび割れ、穴あきで、パンク頻発の原因になった。前輪は大丈夫だったのだが。
でも、それなりにスピードアップしたように思う。
ついにサイクルウェア。特にパンツを導入
このころ、自転車専用のウェア、パンツを導入。夏の頃だろうか。
やはり、通気性、速乾性のある素材は自転車には必要であった。
そして、いよいよ変えたのがペダル。ヴィンディングシューズも購入した。
片面フラットで普段の靴でも兼用できる。これも効果が高かった。
引き足の力も使えるてスピードも少し上がるし、踏む筋肉と上げる筋肉と違う筋肉を動かすので疲れも少ないように思う。
さらに、ペダルとシューズを介して自転車と一体化している安心感。これは意外と大きい。
スピードを上げて走ってなんかの拍子にペダルから足が外れると結構危ない。ちょと頑張って走るためにはヴィンディングシューズ・ペダルはやはり必要だと思う。
自転車でスポーツをするなら、クロスバイクでもヴィンディングにすることをお勧めする。
ロードバイク用ではなく、MTB用の取り外しがしやすいものがおすすめである。
あとは、パーツではないが、サドルバッグは長距離乗るなら買いの一品。
パンク修理キットを入れる安心感。ちょっとした小物を入れるなどいろいろ便利。
バックパックなどにも入るが自転車に乗るときは背中が熱くなるのはとても気持ちが悪い。
できる限り、体は何も持たない。もしくはウェアのポケットに入れる程度にしておきたい。
最後には、いよいよホイールを変えようと思ったのだが、なんせ値段がはるのと、変速機CLARIS2x8としょぼいため、いいホイールに変える意味があまり見出せなかったのと、変えるとしたら、結構な値段になり、ロードバイクを買う資金がなくなっていくなと思ったので、やめた。
いまだにクロスバイクのホイールはノーマルだが、ロードバイクを購入したいま、使い分けをしているため、まったく問題はない。
こうして振り返ると8ヶ月程度の間に、クロスバイクにも本体をもう一台買えるくらいの投資をしていることに気がつく。ちょっとしたロードバイクは買えるくらい。でも、ロードバイクを買ったら買ったで、さらに投資がかさんでいたことだろうから、結論としては問題なかったか。
自分だけのこだわりの自転車にしていく楽しみ。
これも自転車の楽しみの一つである。
Route92