ロードバイク帰りに銭湯に寄りたい!でも盗難怖い。

ロードバイクに乗り初めて、楽しい日々を過ごしていますが、私的な唯一の不満は「銭湯」に寄れないこと。

正しく言い換えると、駐輪して離れたときの「盗難」の不安を解消できないこと。

いくら厳重に鍵をしていて、アースロック(ガードレールや柱などの構造物とつなげてロックする)をしていても、盗まれる時は盗まれてしまう。らしい。

CSI自転車捜索24時という、自転車盗難の情報掲示・検索サイトを見ていると月に100件程度のロードバイク、クロスバイク、MTBの盗難被害が投稿されている。。。

転売目的のプロの盗難が多いともいうし。友人もロードバイクで自転車通勤を一時期していたが、駅の室内の自転車置き場にきちんとお金を入れて、ダブルロック、かつ、アースロックしていたが、最後には盗まれてしまった。

しかし、驚いたのは、次の日に、そこから500mほどしか離れていないマンションの駐輪場で、盗まれた愛車を発見したこと。恐ろしい強運なのか、運がないから盗まれたのか。

いずれにせよ、見つかったことは喜ばしいことだ。

窃盗するやつは、本当にどうにかなって仕舞えばいい。

しかし、そうは言っていても、悪はなくならず、結局、用心するしかないのが現実のところ。

盗難されないように駐輪して、少しばかりその場を離れることは、できないものか。

確かに、みなさま、ロードバイク乗りの作法としては、ロードバイクで走りに行ったら、家にまっすぐ帰るのが当たり前だ。ロードバイクは自転車ではなく、マラソンの靴のようなもので、靴から離れることはないように、ロードバイクも家に帰るまでは、自分の足から外さない(離れない)ものだと。

そう言ってしまえば、それでおしまいなのですが、ロードバイクで気持ちのよい汗をかいたあと、ひとっ風呂浴びたいと思ってしまうのは、人間のサガとして許してもらえないだろうか。

本当に、唯一の望みが、100km以上走ったロングライドの帰りに、銭湯(もしくはスーパー銭湯)に安心して寄り道したいということ。

その望みを叶える方法はないものかと日々悩んでおります。

◼︎銭湯での防犯アイデア

①厳重なロック

  • 頑丈なロックを数カ所
  • もちろん、アースロック
  • 防犯アラームがなるやつをつける

プロにしてみればワイヤーをバシッと切って仕舞えばおしまいか。。。

②GPSをつける。

①に加えてという意味だが、結局、盗まれた後の話だ。しかも高価。

③輪行袋に入れて、預ける。

軽いとはいえ、嵩張るロードバイク。輪行袋もなかなかの大きさになるので、預かってくれるところは限られてしまうだろうか。

これは比較的現実的な案だが、ちいさな銭湯には寄ることはできない気がする。

他に何かいい方法はないだろうかと、数ヶ月ぼんやり考えていたのだが、ついに、ちょっといいかも、そして手軽なアイデアが思いついた。

それが。

④自転車カバーをかぶせる

まず、ロードバイクは目立つ。だから犯人も高価なものかすぐわかり盗みたくなる。

そこで、そもそもロードバイクを見せないことで犯人から狙われるリスクを排除できるのではないか!

犯人もカバーをかけられている自転車を見ても、いちいち覗き込んだりしないように思える。

さらに裏技としては、2台まとめてカバーをかけることで自転車だと思わせない大きさにすることもできる。

もちろん、①のロックを厳重にするは合わせて行う。

と、ここまで論理的には良さそうだ。

あとは、実践あるのみと、100円ショップで自転車カバーを購入して、銭湯に行ってみた。

23区内だが、繁華街ではない、少し外れた場所の銭湯なので、犯人もわざわざ狙って訪れないようなところだ。

自転車をフレームとホイールをロックし、フレームと柵をロックして、最後に自転車カバーをかける。

ぱっと見、原付かもしれない感じもする。遠くから見てもただの銀色の塊だ。

目立たない。カモフラージュとしては成功のような気がする。

そして、勇気を出してその場を離れ、銭湯に。

ロングライドの帰りの銭湯は天国である。この幸せのために、盗難のリスクを犯しているのは対価として正しいのかは悩むところだが、無類の幸福感を味わった。

1時間後、銭湯を出て、駐輪していた場所に向かう。

ある!

銀色の塊は、離れる前と変わらない形でそのままいた。

ミッション成功である。

しかし、これがなんども通じるのか、やはり不安は変わらない。。。

毎回、盗まれていないかの確認が待っている。

やはり、③輪行袋を預ける が現実的には良い気がしてきた。

どこか、都内近郊で大きい荷物を預かってくれる銭湯・スーパー銭湯。知りませんか?

Route92

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