パリ〜ニース第6ステージは、山岳コース ニース~ラ・マドーヌ・デュテル 177km
いよいよコンタドールが本領を発揮するコース
1級山岳が2つあり、最後の1級山岳の頂上がゴールのコースレイアウト。
残り15kmから最後の1級山岳が始まり、そこまでスカイの5人トレインが先頭を引く。
対するコンタドールのティンコフは、もう一人のマイカがいるのみ。
マイカの強烈アタック
このままスカイが磐石のゴールをするかに見えたが、残り10kmで、マイカがコンタドールをひきつれ猛アタック。
5人いたスカイもあっという間に2人。エナオモントーヤとエースのゲラント・トーマス。
そして、BMCに移籍したばかりのリッチー・ポート、そしてカチューシャのザッカリンまでメイン集団は絞られる。
しばらく、こう着状態は続くが、残り5km地点で始まる勾配10%越えの激坂でマイカが再度の鬼引き。
ぐんぐんスピードを上げ離脱。コンタドールがそのままアタック。しばらくリードを広げるが、勾配が緩くなり残念ながら吸収される。
ゲラント・トーマス、リッチーポート、カチューシャのザッカリンが残る。
何度かコンタドールがアタックするものの、そのまま集団は山頂ゴールへなだれ込む。
その時、ゲラント・トーマスがアタック、カチューシャのザッカリンもあとへ続き、最終的にノーマークだったカチューシャの優勝。ゲラント・トーマスが2着、コンタドールが1秒遅れてゴール。
この結果、最終ステージの前で、ゲラント・トーマスがリーダージャージを奪取。コンタドールは一気に2位まで上がるも、15秒差。そして、リッチーポートが21秒差で続く状態。
リーダージャージは、最終ステージまでもつれる展開となり、目が離せない。
Route92