リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ2016。実況速報

4/24 春のクラシック最終レース。

アルデンヌ三部作の完結編、そしてモニュメントの一つ。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュが開催された。

ヨーロッパを襲った寒波のせいで一つ峠を迂回するコースに変更があったものの無事開催されている。

バルベルデを筆頭に有力選手は目白押し。

フルームもでている。

実況

残り100km

レースは残り100kmから中継がスタート。

路面は濡れている場面も多く、天候不順のようだ。

選手も長袖のジャージ、ビブタイツで防寒仕様で走っている。

逃げは8名程度で、メイン集団との差は5分程度。

メイン集団は、エティックスクイックステップとモビスターがコントロールしている。

レース中盤モビスター

残り80km

激坂コートドラオートルベに向かい進んでいるが大きな動きはなく、逃げと集団の差が4分強まで少し縮まっている。

久々にフルームが映った。

選手と接触してストップした模様。

落車ではなかったので、問題なさそう。

フルーム遅れる

フルーム遅れる

残り70km

展開は変わらないが、補給地点前あたりで、なんと雪が降り始める。

そんななか、後半に備えて選手はウィンドブレーカーを脱ぎ始めている。

雪がどんどんひどくなっていく

雪がどんどんひどくなっていく

わかりづらいですが、雪が降っています。

しかもどんどん強くなっていく。

残り60km

いぶし銀のボクレールがメイン集団から一人でアタック!

無謀に思えるが、熟練の選手だけにこの判断がどうなるか?

集団と逃げの差ももう2分程度に縮まっている。

雪はやんだが、天候が悪い状態で選手の状況が悪いと判断して、このまま逃げ切れるという判断なのか。

その後しばらくして、4名ほどの追走がでる。

残り40km

集団の動きが激化している。

残り38.5kmに登場するルデュットゥの入り口に向けての激坂2km(勾配8.9%)に備えて、メイン集団の位置取りが激化。

道が細いので坂の入り口でいいポジションをとるために仕事をするアシスト。

坂の入り口までで今日のレースを終了する勢いだ。

モビスター猛追

モビスター猛追

バルベルでも意外と2番目にいる。強いな。

追走していたボクレールも集団に吸収される。

逃げは2名まで絞られた。デヘントが追走

メイン集団との差も1分を切っている。

モビスターがずーと集団をコントロール。

バルベルデも4番手でがっつり守られている。

残り30km

デヘントが先頭に追いつき逃げは3名に。40秒程度しかないが。

集団から飛び出すアスタナの選手。数名が続く。

小さな坂を登りきる頃にはデヘントが遅れて、逃げも2名。

アスタナも集団に吸収される。

メイン集団との差も20秒をきっている。

残り26km。次の坂に向けて集団のペースがどんどん上がり、細いコーナーを曲がっていく。

そして、マイカが落車。。。

残り23km

エティックスがスピードを上げて、集団は棒状に伸びている。

逃げも集団に吸収される。モビスターも後ろに続いている。

この先に勾配11%の激坂が待ち受けている。

ゴール前3つ目の激坂 ラルシュオフォーコン

1.3km 勾配11%中腹では、13%を超える激坂。

エティックスが集団を引く。

SKYやモビスターが続く。

ニバリ、バルベルデも好位置。

アムステルゴールドレース覇者のガスパロットも見える。

エティックスのダニエル・マーティンの勝利はあるか。

何事もなく坂は終わる。

集団がかなり絞られていた。40人いるかいないかのところ。

残り17km

モビスターのベタンクールがアタック。

そして、一時期晴れていたのが、また、雪に。

過酷な天候の中、レースは終盤に向けて動き始めている。

16kmで吸収。

カウンターアタックでアスタナのアタック。

が、エティックスがすぐチェック。

そしてまた雪。

残り10km

クフィアトコースキーが飛び出す。

アスタナ、モビスターもチェックして、3名で先行する。

そしていよいよサンニコラ。

残り7.7kmサンニコラ

有力選手が好位置のまま、サンニコラ突入。

1.3km 勾配8.9%

モビスターベタンクールがアタックするが、誰もついてこないのでやめる。

アタックがかかりそうでかからない。

バルデが先頭でペースを上げる。

アスタナのディエゴローザがアタック。カチューシャのザッカリンがチェック。

2名が先行して頂上をクリア。

その後の石畳でザッカリンがブレーキミスして遅れそうになるもなんとか追いつく。

が、すぐに集団が付いてくる。

集団が坂の前で逃げを吸収。

残り3.6km ルーナニオ

最後に今年から新設された石畳の坂。

600mだが、15%の石畳。

ルーナニオの石畳区間ルーナニオの石畳区間

オリカグリーンエッジ。アルバジーニが先頭をいく。

その後ろをランプレのルイ・コスタ。坂をクリアしたところで4名に。

BMCサムエルサンチェス、スカイのポアレス。

ルーナニオ通過後の逃げ4人ルーナニオ通過後の逃げ4人

集団は10秒ほど遅れている。

のこり2km

小さい坂で集団が追いつけるか。

のこり1km通過で、4人はリードを保っている。

ザッカリンが一人追走。

のこり500m

ポエルスアタック。

坂を登りきったところでも4人が残っている。

スカイのポエルスがそのまま先頭で進み。

アルバジーニが後ろについて、最後のスプリント勝負だが、そのままポエルスがゴール!

ポアレスが粘り強く先頭でゴールポアレスが粘り強く先頭でゴール

なかなか激しい天候で、エース達の力がなくなったところを、力の残っていた選手が勝利をもぎ取る展開でした。

サンマルコからのルーナニオの坂で、より力が必要なコースになったせいか、

ルーナニオで、命運を分けたレースとなった。

そして、ジロ・デ・イタリア

そして、いよいよ、5/6〜 ジロ・デ・イタリア。
バルベルデ初参戦、初優勝なるか!

Route92

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