荒川サイクリングロードのアウェイ感

2月11日勤労感謝の日?

とにかく休日。

輪行からの境川サイクリングロードで湘南、鎌倉を楽しもうと思っていたが、起きたら13時。既に無理と判断して、急遽近場を走ろうかと思い立つ。

とはいえ、多摩サイもややマンネリなので、山手通りを北上し、初の荒川サイクリングロードを目指すことに。

ちょっとした見学のつもり。新城選手もoffに日本にいるときは走るらしいし、きっとロードバイクの走りやすさは無類にちがいない。

走ること20km。あっさり荒川についた。家から多摩サイの府中までと同じくらいか。45分くらいで来れるから、意外と普段使いもできそうな距離だった。もっと遠いと思っていたのだ。

さて、荒サイはまず川幅が広い、そして自転車道も広めだ。ローディたちま思い思いで走っている。一見さんの私を受け入れてくれるだろうか。

まず、左岸の土手に登り東京都側を走る。向かい風の洗礼を受けながら、黙々と走る。しかし、ローディたちは、土手を川側に降りた自転車道らしき場所を走っている。あっちが本線なのかな。降りてみたいが、降りる道がなかなか現れない。仕方ないので土手の上を走り続け、数㎞走って降りる場所を見つける。しかしすぐに橋の辺りにつき、土手へと戻る上りが。そのまま行って行き止まりだと嫌なので上る。上ってわかったが、どうやら下の道はそのまま続いていたらしい。上り損か。

いやいや、橋を渡って埼玉側にいきたかったからいいのだ。埼玉側に渡り土手を降りると、舗装路がすぐ終わる。やられた。

戻るのは本当に嫌なので、シクロクロスよろしく先へ進む。プラッチックの足場のようなものは埋められているのでなんとか進める。

進むとすぐに土手へ上れて無事舗装路に戻れてよかったが、やはり新参者の不得手でルートがわからない。まあ、川沿いを走ろう。なんとか舗装路をつないで走り続けると、湖らしきエリアに。

彩湖というらしい。

水面とほぼ並走し、並木が続くエリアはなかなか爽快だ。来てよかったと、初めて思う。

何度か愛車を撮影しながら彩湖のほとりを駆け抜ける。そしてまた道をロスト。

変に土手を目指すと橋にぶつかり行き止まり。戻ったりしながら先に進む。

今日の目的地として考えていたのは荒川沿いにあるというサイクルカフェVIA。

彩湖からは15kmくらい。

先に進むと普通の田んぼの畦道にでたり、雑草のアーチのなかを進む道があったりなかなか趣向に富んだルートで楽しませてくれる。

さらに進み、線路越えたりするが、そろそろじゃないかと、地図を確認するとあっさり通りすぎていた。あれ。

戻る。

戻るがそれらしき場所が全くないエリアに目的地が表示されている。ほぼ、道なき道を、雑草のアーチをくぐりながら進む。

あれ?この辺だけどつぶれかけの古民家しかない。とよくみると茶色の看板に赤茶色の文字でVIAとある。

ここか!

サイクルカフェ VIA

駐車場らしき、土のエリアに入りこむ。奥に進むと玄関があり、ネコが出迎えてれた。いや、店の前で何かを待っているだけのようだ。何台かのロードバイクも止まっているのでここでまちがいなさそうだ。古民家を改装したカフェのようだ。バイクを止めて中にはいる。古民家の大きさの半分が店のようだ。意外と狭かった。テーブル席には先客5人くらいのローディたち。空いていた2人用のテーブルにつく。

メシ的なものを期待していたが既に3時くらい。サンドイッチは売り切れ。ケーキとコーヒーを頼む。800円。

朝からカロリーメイト2本しか食べていなかったので染みる。

自転車雑誌が充実しているので1人でも十分もつ。

先客のローディ仲間たちが自転車について熱く語っているのを横目にケーキとコーヒーと本を優雅に楽しめた。

しかし、なんとなく、相容れない空気感は、漂っている。

早々に切り上げ、目的地を川越に定めた。小江戸と呼ばれる蔵造りの家が並ぶエリアを見てみよう。

普通に迷いながら無事通りすぎ、満足したので帰路につく。

まだ60km程度か。

丁度100kmくらいに、なるかな。と思いつつ帰り道を探る。所沢、狭山、東村山と抜ける感じか。あたりは暗くなってきて腹も減り始めた。

味噌ラーメンを食おうと走りはじめる。

帰路は退屈だ。店を探しながら駆け抜けるが、ラーメン屋はあれど味噌ラーメンはない。山田うどんが多い。

なんだかんだで、ラーメン屋に入ったのは高円寺付近。途中セブンイレブンでアメリカンドッグを食べたのでなんとかハンガーノックにはならずにすんだ。

これだけ食べずに走ったあとのラーメンは格別。にんにくをたっぷり加え、スープもほぼ飲み切った。残りはもう10kmちょい。

足の疲れもさほどなく、家につく。

105km。4:30

なかなか良い荒サイデビューとなった。

Route92

にほんブログ村 自転車走行日記