PINARELLO GUNSの購入から3ヶ月が経ち、ロードバイクライフも順調にエンジョイしているのだが、唯一の悩みが、気づいたらサドルがずり下がっていること。
最初の頃はまったく気づかず、ショップのポジション設定のままだと思っていたが、段差や凸凹の激しいみちなどでサドルが徐々に下がっていて、ついには、シートポストが最下部まで下がった状態で乗っていたようだ。
ペダリングがきつい状態で延々乗っていたようだ。初心者あるある?
だから、最近は、シートポストをあげて締めて設定し直すのだが、それなりにきつく締めても、やはり、数km走っているうちにすこしずつサドルは下がり、同じように最下部まで落ちてしまっている。。。
また、あげて、下がる。を最近は、繰り返している。
カーボンフレームなので、あまりきつく締めすぎるとカーボンが割れてしまうという話も聞くので、成年男子の、いや、おっさんのフルパワーで締め付けるわけにもいかず、いまは、ちょっと強めに締めすぎたかなという状態で、なんとか、1日走ってもずり下がらない小康状態を保っている。
しかし、また、下がりそうである。
秘密兵器:カーボンペースト
このいたちごっこに終止符を打つべく、ググっていたら、同じような悩みを持つ先人たちが、カーボングリスなる商品をぬりぬりしていることを発見する。
このグリスを塗ることで、カーボンの摩擦力を増して、締め付けなくてもサドルがずり下がらない効果を得られるということらしい。
そんなものがあるなんて全く知らなかった。。。
このグリスには、大きく、2種類あるようで、砂利のようなつぶつぶが混ざっていてそれにより摩擦力を向上するフィニッシュライン。
こちらは、その砂利っぽい成分でシートポストとチューブの摩擦力がますが、同時に傷がつくらしい。
見えない部分なので、良いといえば良いのだが、やはり、その傷からカーボンの耐久力が落ちたりする気もする。
もう一つの選択肢が、MOTOREXのカーボンペースト(旧カーボングリス)。
こちらは、圧力がかかると固形化して摩擦力が向上するグリースのようで、調べたところ傷などはつかないようだ。
当たり前だけど、こっちにしよう。
さらに、トルク6nMなどと言われても普通の六角レンチでは加減が全くわからないので、この際、トルクレンチを買うことにした。安いものなら5,000円くらいからあるが、目盛りがアナログで、しかも使っているうちに精度が落ちるらしい。だったら、もう少し出して、デジタルトルクレンチにしようと探していると大体10,000円からあったのだが、1つだけ値頃なものを見つけた。
【在庫処分SALE!】PWT デジタル トルクレンチ 1~20N-m【PDT-120】
7,560円。毎度のY!ショッピングで、ポイントが9%ほどつくので、6,900円くらい。
これに、取り付けるビットソケットは、Amazonで「よく一緒に買われる商品」として表示されて安いものがあったので、それを購入した。
が、これが失敗。差込口が9.5mmと上のPWTデジタルトルクレンチではサイズが合わない。。。(3/2追記)返品する。
こちらを別途購入することに。amazonを信じすぎて失敗した。。。
今後のカーボンロードバイクの整備にも必要になってくるし、トルクレンチは心の支えとして持っていても良いのではないかなと。
最悪の事態、フレームが割れてしまうことがあったら、数十万の損失になってしまうので、それだけは避けたい。
おっさんのパワーを侮って痛い目を見てから遅いだろう。
これで解決してくれることを祈っています。
到着次第、ヌリヌリして、ご報告します。
Route92