パリ~ニース開幕 TTは有力選手混戦

3/6パリ~ニースが開幕。

早速、加入してしまったJ SPORTSで録画しつつ、観戦。

8日間に渡るフランスを舞台にしたロードレースの初戦は、個人TT。

6kmのショートコースを200名弱の選手が駆け抜ける。

有力選手筆頭は、今季限りで引退を表明しているコンタドール。

そして、team SKYから、BMCに移籍したばかりの去年のパリ~ニース覇者リッチーポート。そして、その元チームメイト、team SKYのゲラントトーマスなど。

日本人の別府もトレックから参加している。

まだまだ、ロードレース序盤戦なのか、グランツールのエース級はそれほど出てはいないが、エースアシストクラスを各チームが送り込んでいるよう。

タイムトライアルを100人終えたくらいからライブ中継ははじまる。個人タイムトライアルなので、比較的画面展開は地味めだ。

本格的ロードレース初戦ということもあり、今季のロードレースの展望やチームの入れ替えなどの解説を聞くというのが今回のメインテーマとなった。

ロードレース観戦初心者なので、ツール・ド・フランスのエース級しか選手のことを知らないが、こうした解説を聞くだけでも知識が増えていい。日本にとっては狭い世界なので情報源が少ないからだ。

タイムトライアルは淡々と進んでいくが、時折トツプタイムを更新すると実況にも熱がこもる。ひとりコンチネンタルチームから、1段飛びで、ワールドチームに入ったキャノンデールのベビンという選手が、停滞していたトップタイム更新をやり遂げたときが、ピークの盛り上がりだったかもしれない。

タイムトライアルコースは詳しくは6.1kmで、パリから北西30km程度郊外の街中を駆け抜ける。セーヌ川もほどちかく、列車と並走するシーンなどもあった。

途中、観客が詰め寄せている細い上りの区間は観ていてすこしひやひやするが選手は快調に飛ばし、大体、8分ほどでゴールする。

平均時速は45km超とさすがの速さ。

自分が走ったら恐らく30kmちょいで、12分くらいは余裕でかかりそうだ。

最終的には、平均スピード47.8km/hで駆け抜けたマイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が勝利した。

コンタドール、リッチーポート、ゲラントトーマスなどの有力選手も10秒以内のタイム差なので、混戦。

今後、8日に渡るステージで少しずつ拡がるのか、混戦のまま熱い戦いが続くのか、注目である。

ステージは前半が平坦メイン、後半で山岳ステージという予定なので、総合争いは後半までもつれること必至と思われる。

Route92

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