第107回 ミラノ〜サンレモがまさにLIVE中。
全長291kmのコースレイアウトで、平坦メイン。
のこり20km地点にある2つの小高い丘が終盤のアタックポイント。
チプレッサとポッジオ。
ここでパンチャーやのぼりの強い選手が抜け出さないと、最後のゴール前スプリントで、純粋スプリンターの勝負にもつれ込むだろう。
残り100kmのあたりから中継が始まる。
逃げとメインの差は、5分。
今年のミラノ〜サンレモは快晴。去年は雨の中のレースでゴール前には雨が止んでいたが、問題の丘の下で優勝候補が何名か落車していた。今年は、路面は安定しているので落車の危険性は少ないだろう。
2016年ミラノ〜サンレモ有力選手
去年の覇者・デゲンコルブは残念ながら、今年の1月に交通事故で大怪我をしており、欠場しているため、
ゼッケン1番を背負うのは、2015年世界選手権で優勝したペテル・サガン。もちろん優勝候補の一人。
去年もスプリント勝負で4位に滑り込んでいる。
そして、カチューシャのクリストフ。純粋スプリンターで去年は最高の形でゴール前に出たが、惜しくもデゲンコルブに差し切られて、2位
他には、プロコンチネンタルチームながらも、パリ〜ニースで活躍したコフィディスのブアニ。元ボクサーという経歴を持つ。パリ〜ニースで、ステージ優勝したときのガッツポーズで少し引いた。
昨年3位のオリカ・グリーンエッジのマイケル・マシューズ。
あとは、今年限りで引退表明のファビアン・カンチェラーラ。トレック・セガフレードのエースナンバー。
あとは、総合系の有名選手もゴロゴロ。
モビスター・バルベルデ、アスタナ・ニーバリ。
去年も最後まで粘っていたチーム・スカイのゲラント・トーマス。
さて、残り50kmになって、小さな丘が続くところまできたので、レースが動き始めて、メイン集団と逃げの差も1分台に縮まってきている。
ここから、1時間ちょい。目が離せない。
Route92