メッセージがストレートでズドンとキャッチャーのミットにささるタイトル。
自転車乗りの仲間もほぼおらず、生来の人見知りの私なので、自転車に乗り初めて1年経ちますが、未だに知らないことも多いので、たまたまAmazonのリコメンドに出てきたこの本をポチり。
春一番の吹き荒れる日曜の夜に読書して、知識を吸収せんとがんばります。
最近のお気に入りは近所の銭湯のサウナで汗をかきながら文庫本を読むこと。当たり前ですが、本も汗をかいたようにふにゃふにゃになりますが、本を読んだぜ!という格闘感が出るのでおすすめ。
自宅のお風呂で半身浴しながら本を読むOLもきっと同じような気持ちになるのではなかろうか。
レビュー
さておき、この本はいわゆる普通のロードバイク愛好家の方が自身の経験を非常に平易な文章でまとめており、特にロードバイクの知識に乏しい人々にむけてロードバイクの楽しさを伝えることを主眼において構成されている。
ロングライドによる風景の変化、そして、サイクリングイベントへの参加、輪行による旅のはばの広がりなど、実体験を思い出しながら描いているが、自分に置き換えることも容易で共感できる内容だ。
ただ、ブルベという世界観からはまだまだ未知の領域でぴんとこなかった。
ツールド沖縄はいつか参加してみたいと思う。思えばクロスバイクをわざわざ輪行して沖縄を走ってからもうすぐ1年。
旅乗りをもっとしたくなり、ついにはロードバイクを購入してしまった。買って数日でしまなみ海道を走っていた。その頃もまだ100kmの世界は遠かったが、年末の休みに湘南をまわり100km初体験すると、高尾山、奥多摩と山岳コースを織り混ぜても走れるようになっている。
ついには遅く起きてしまった休日にちょっと荒サイ回りで川越に。と、100kmでは疲れがそれほど残らない自分がいる。
ロードバイクでは100kmなんて当たり前という本は数あり、その都度、そーでもないだろうと、疑っていたが、いよいよ現実味を帯始めている。
ただ、休日前の夜更かし好き、昼間で寝るのも好きなので、どっちを取るかが悩みでもある。
ワクワクする目的地設定が、早起きして自転車に乗るモチベーションには重要なのだなぁ。
さて、次はどこの遠くへ行こうか。
route92