初めてスポーツ自転車を買ったのが、2015年3月。
春先だったので、これからがまさに自転車シーズンと言っても過言ではない時期だった。初春は多少涼しかったが、少し自転車に乗れば、自然に体の中から温かくなる。まさに最良の季節だった。自転車を好きになるタイミングとしてこれ以上はないというくらい。
そして、いま、初めての冬を迎えた。しかも11月にロードバイクを導入。どんどん寒くなっていくなか、自転車通勤に加えて、土日も寒空の下、自転車に乗れるのか。
そんな不安は、コールドギアによって解消された。
アンダーアーマーコールドギア。
冬の必需品。とにかく暖かい上に、汗をかいても乾きが早い。
汗の管理
冬のスポーツバイクと付き合うコツは、しばらく乗ったら熱くなり、汗をかくことを考えることだ。
アンダーアーマーは熱くなったからだを冷やしてくれる汗の機能を損なわない。
暖かすぎる服はスポーツには向いていない。汗がこもり大量の汗がたまると急激に冷えてしまう。汗の逃げ道を作ることが重要だ。
つぎに、ランニングとサイクリングとバイクではその上にきるウェアが違う。
ランニングは、時速8km〜10km程度だろうか、走ると暑くなるが、スピードが上がらないので、風を気にする必要がない。運動量も自転車に比べると少ないので汗もそれほどではないだろう、だから、ウィンドブレーカーがおすすめだ。外気を遮断するウェアで自分の体温を蓄えることができる。
一方、サイクリングはどうだろう。時速20kmはすぐ、そして、30kmは普通のスピードだ。こうなると風を切って進むことになる。さらに運動量が多いので汗をかく、その辺を踏まえてサイクリングウェアは作られている。前面は風を通さず、後ろは汗を逃す素材になる。運動により出た汗は背中側から乾いていくから、汗がたまらない。この専用のサイクリングウェアは絶対必須だ。スキーウェアのようなウェアを暖かいからといってサイクリングで着ると体温が上がりすぎてオーバーヒートしてしまう。暑くなってウェアを脱ぐと寒くなる。だから、サイクリングにはウィンドブレーカーもあまりオススメしない。
だだ、最近は、気温が5℃を切り始めたあたりで、ウェアだけだと信号待ちで凍えてしまう。ここでようやくウィンドブレーカーが必要になってくる。ちょっと寒くなった12月くらいはウィンドブレーカーの導入はまだ早いと言える。
最後にバイクを考える。バイクは運動ではないし、80kmくらいのすぴーどになるので完全に外気を遮断し、自分の体温で保温できるウェアがいい。それこそスキーウェア上下で良いだろう。移動手段としては楽だが寒すぎる。私も昔よく乗っていたものだ。最近は路上駐車が厳しすぎて都内はどこにも行けない。原付ですら。もうバイクは趣味でしか使いづらい。
さて、上半身は温かく、かつ、スポーツに耐えるウェアを手に入れた。
コールドギアを着て、その上にサイクリングウェアを着る。シンプルイズBest
では、下半身はどうか。
夏のパッド付きのパンツ(ビブショーツ)を標準装備にするのがオススメだ。ただ、足は丸出し。だから、冬用のレーサーパンツ(パッドなし)をその上に着る。ウィンドブレーク機能付きがいいだろう。これも前面はウィンドブレークだが、背面は汗を逃す生地になっているとよい。足は正直寒くない。これで十分と思う。
最後に足先。実はこれが最重要。
足先は自転車のスピードに加えて、自分で回しているのでもっとも風の影響を受けて凍りつくよう。そしてしばらく乗り続けると足の感覚がなくなります。これは対応したほうがよいでしょう。
まず、お金に余裕があれば、ウィンターシューズを購入しましょう。夏用シューズのレイキの侵入口がなくなるでしょう。僕は余裕がないので夏用シューズで頑張ってます。が、欲しい。
仕方がないのでまずウィンターソックスを履きます。そいて、その上にシューズカバーを導入しました。これでなんとか乗り切っています。ただ結構ぎりぎり感は否めないので、もう少し寒くなったらいよいよどうしようかと思っています。
最後に、ヘルメットの下に帽子をかぶるのがオススメです。冬の帽子に意味があるの?と思うかもしれませんが、まず、ヘルメットを抜ける冷気を遮断してくれることと、頭の汗を吸収してくれることが冬は嬉しいです。コンビニなどによると帽子なしだと髪が汗でビシャビシャになり、このままだと冬は頭が冷えすぎて痛くなってきます。帽子を被っているとそれが軽減されるのと、いざとなったら脱ぐだけで汗は帽子が吸収しているので意外と髪は濡れていないので、涼しいくらいで凍えることはありません。
あとは手袋ですが、これは夏用の指が出るやつでなければ、意外と大丈夫です。サイズが少しだけ指より長いほうがよいかなというくらい。指ぎちぎちだとハンドルに体重をかけつづけているので、血が止まりやすいように思います。
Route92