これは、週末には、毎日ロードバイクに乗って、150km程度のロングライドに出かけるロードバイクライダーには無縁の話であるが、なかなか面白い情報だったので共有したくなった。
人が人生において運動をしている時間は合計してもたったの180日（＝4,320時間）にしかならないということが、リーボックが世界９カ国9,000人を対象に行った調査によりわかった。
180日といえば、１年の半分にも満たない。人生の長さを、平均25,915日（※2013年の世界人口における平均寿命71歳より算出）を前提にすると、180日は、たったの0.69%に過ぎないことになる。
この結果は、現代人がいかに運動していないかということを示している。健康的な人生を送るためにはこれは、なんとなく直感だが、少ないだろう。
理想的な運動時間は？
そこで、日本ではジムのインストラクターなどに理想的な運動時間について、追加調査を行ったところ、生涯を通して1日1時間程度の運動を習慣づけ、180日（4,320時間）を1,079日（25,896時間）程度に伸ばすことが理想という結果が出たそうだ。つまり、今より、普通の人は、約６倍程度運動をするべきだということになる。
毎日１時間、運動時間を確保すること、皆さんはできるだろうか？
ロードバイク乗りにとっては余裕すぎる。
1日1時間程度の運動を毎日するのは正直ちょっと面倒くさいので、週末のライドで十分だろう。１週間に7時間運動すれば良いのだから、週末１回の7時間ロングライドで、基準は突破できそうである。150kmも走れば十分だ。
気持ちの良い海辺をロングライド
しかし、ロードバイクに乗らない普通の人が、週末の1日で7時間も運動するのはなかなか難しいだろう。マラソン7時間、草野球7時間、水泳7時間。。。etc 想像するだけで疲れてくる。
我々ロードバイク乗りは自転車という手段を持っていてよかった。
ロングライド7時間は景色やスピードを楽しみながら、ストレス解消にもなるし、なんだったら週末2日ともロングライドしてもいいくらいだから、リーボックのいう理想の運動時間の２倍くらい余裕だ。
自転車なら海へ山へ遊びに行くだけで運動量達成！
もし、このリーボックの理想的運動時間を信じて、運動をしようという人がいたら、ぜひ自転車をオススメする。長時間の運動を目指すなら、ロードバイクが良いが、クロスバイクでも4時間くらいは走れる。土日に分けて週7時間の運動は可能だろう。
自転車を運動の手段にすることをオススメするもう一つの理由は、自転車を乗って運動すれば、自然と好きな場所に行けるからだ。自転車で往復4時間あれば、４０km先の場所まで行って帰ってこれる。
東京からなら、川崎、横浜を超え、鎌倉付近まではいける。場所によっては湘南もいける。土曜日は、ちょっと海まで走って戻ってくる。日曜日は、玉川沿いを北上して奥多摩付近まで行って帰ってくる。そんなちょっとした小旅行で、必要な運動量を達成できる。しかも楽しい。
海へ
Reebok 25,915ムービー
リーボックは今後、この１８０日を伸ばすためにフィットネスやトレーニングの機会を増やすようなイベントを行っていくそうだ。
それならば自転車ウェアをぜひ開発するべきだろう。
とりあえず、フィットネスウェアはあるので、ちょっとした運動用に買ってもいいかなぁ。
これなどは、汗も乾きそうでインナーとかによさそうだ。
ちなみにこの他にも面白い結果が幾つかあったので、ご紹介。
- 1日のうち、最も笑うのはメキシコ。1日24回、25,915日で621,960回笑う。
- 最も空想にふけるのは英国。月平均49回。
- 最もダンスをするのはロシア。月平均15回。
英国はEU離脱を空想しすぎて、現実になってしまった。
そして、ロシアはダンスしすぎだ。
Route92